2017/09/02

ピッツェリア恭子 ポルケッドゥ

前回盛り上がりまくり、再訪を切望していたピッツェリア恭子へ。
戸越だけど、わざわざでも来たいと思う。

美味しさ楽しさ共に増していて、ピッツァは前回以上。
予約をした友達に、わざわざ「なかなか入らない仔豚が届いたので、ぜひサルディーニャの仔豚の丸焼きを」と連絡をしてくれたり。
くすぐるサービスがたまらない。
客それぞれを特別に扱ってくれ、うまくツボを押してくるのはワインのオススメを聞いたときにも発揮され、転がされ好きには最高の店だ。



熱烈なオススメにより、こちらを。

プロシュットもブッラータも良いの入れてるなあ。

恭子風ウサギのアロマ香るサラダ。

オイル、塩、ヴィネガーの塩梅や馴染みっぷりが、まさにイタリア。

「鰯のベッカフィーコをシチリアの山の町で食べたら、全然違うものが出てきて…」という話を聞いたら、そりゃ食べるでしょ。

鰯でチーズパン粉を挟み揚げしてラタトゥイユを盛ったような。
これまた、ずっと作り続けていたような味がするんだよなあ。

柔らかいけど香るヴィネガーが気になって尋ねたら、やはりこだわりのものを使っているとか。
で、味見をさせてくれたり。

ぜひこれを飲んでほしい!と。
あーーー楽しい。

イカにチーズ香るパン粉とゲソを詰めて焼いたもの。

前菜のどれもが目を見開くほど好み。
とにかく南イタリアなのだ。
ここの料理を食べ、サービスの情熱的な語りを聞くと、20年くらい前、本場のイタリア料理を思う存分に味わいたいとナポリに数か月住んだ時のことを思い出した。
こんな情熱を持っていた時が自分にもあったなあ。
その後、行ったり来たりしながらフィレンツェやローマにもそれぞれ数か月、仕事でもイタリアのいろんな都市に滞在したけど、やっぱり南の料理というのが身体に馴染む。

サルデッラというカラブリアの稚魚を唐辛子漬けして熟成させたものをのせたピッツァ。

ピッツァの弾力や香りが増してる気がする。

マッシュルームペーストのピッツァの香りにみんなで「ンーーー!」。

ここに来たらピッツァフリッタはマストですから。

蜂蜜漬けのナッツとともにいただくクワットロフォルマッジ。

出ました!ポルケッドゥ。
カシューナッツを食べて育つ豚の生後13日の仔豚だそう。

ポルケッドゥは以前にサルディーニャ出身の友達が食べさせてくれたことがある。
それ以来。

なんてやわらかでミルキー。
草を食べていないからか、純粋な豚の香り。
前回もどこか獣らしさがあると思ったのは、混じっていないからか。


ジロールとトランペットにトリュフ。

太い手打ち麺で腹が一気に満たされる。


毛蟹のフェットチーネ。

いやー、満腹満腹。
でも、アレ食べなきゃ。

そう、ここのソフトクリームは今まで食べた中で一番の濃厚さ。

この日は、ドモーリのチョコレート入りのものも。

冷たいものを食べると、少し腹に余裕ができたりしませんか?

マスカルポーネと桃のコンポート。

ピスタチオのせティラミス。

さて、次はいつだ?