2017/01/13

Cinnamon Grand Colombo、ガバナーズレストラン : スリランカ4日目

コロンボでのホテルは、シナモングランドコロンボ。
行きたいと思うレストランがいくつか入っているのが理由。
インド旅行の時、ホテルから出ずして希望の食事ができるのは便利だと痛感したから。
シナモンはスリランカの高級ホテルチェーンで、コロンボ市内にもいくつかある。
シナモングランドは立地の良さも魅力で、設備的にも満足でき、このホテルを選んで正解だった。

コロンボは建設ラッシュで、向かいにはグランドハイアットが建設中。
海沿いでは大きなリゾートショッピング施設が着工していて、あと5年もしたら、街の様子もずいぶんと変わっていることだろう。

キャンディの素朴な宿から来ると、都会のホテルが嬉しい。
ツインの部屋もあるし。
窓の外は緑が生い茂る広い庭。
ゆったりとした造りで、快適だった。

クリスマスなので、ホテルに着いた時点でクリスチャンのマイケルさんを解放。
良い人には気持ち良く仕事をしてもらいたいからね。
それに、コロンボではUberが使えるということも調べがついている。

ショッピングセンターが併設されているのも利点。
クリスマス祝日でほとんどの店が休みながら、地下のフードコートとスーパーは開いていた。

コラキャンダのレトルトを発見。
買ってみよう。

日本に帰ってから食べたら、人に説明するには十分な出来。

カード売り場は充実。
巨大なテラコッタ入りのものもある。


さて、夕飯の場所をどうするか。
予約のメールを送っていたレストランがあったのだが、スリランカに着いてからでは遅すぎた。
ホテル内で行きたいと思っていたレストランたちも、クリスマスということで満席。
コンシェルジュは「クリスマスですから、ちゃんとしたレストランはどこも満席ですよ」と。
とはいえ、食事に妥協をしたくない。
良さそうだとリストアップしてきた店に電話をかけ、やっとのことで満席だけど席は用意できますというレストランを予約できた。

それが、マウントラヴィニアホテルのガバナーズレストラン。
レストラン横のボールルームを客席として使って拡張していた。

しかし、ここはスリランカ。
話が全く通じておらず、予約リストに名前がないばかりか、ボールルームに客を入れていることを受け付けの人が知らないという事態。
待たされ、何度も同じ説明をして、やっと席に着く。
伝わっていなくても無下に追い返さず、どうにかしてくれようとするところもスリランカらしくはある。

料理はビュッフェ。
とにかく種類が多く、スリランカ料理だけ取ってもあらゆるものがある。
観光客もスリランカの人もいて、クリスマスらしいハレ感。

カレーを入れているポットも趣あり。

生地を伸ばしてロティやコットゥを作っていたり、ホッパーもドサイも、本当に何でもある。

肉や魚介も多彩。
何度も盛りに行き、スリランカ料理のほとんどを食べてみることができた。
スリランカはマトンが高く、あまり一般的でないとどこかで読んできたのだけど、コロンボでは普通にメニューにある。
高級ホテルのレストランらしい贅沢な素材使いもあり、満足なクリスマスディナーとなった。

コットゥだけでも色々な種類が並ぶ。
鶏、豚、牛の一般的なものの他に牛の内臓のコットゥなんてのも。

コットゥは焼きそばのように味付けしたロティを切り刻んだもの。
気軽なスリランカ料理ということでガイドなどでもよく紹介されていて、食べてみたいと思っていた。
今まで出会わずに来たのだけど、ここで少量を試せてよかった。
これだけを一皿食べるのは持て余しそう。

スリランカデザート色々。

全種類食べてみる。
西洋デザートは無視。

カード&キトゥルハニーは間違えがない。

ヤシ糖に衣をつけて揚げたのや、サーターアンダギーのようなものなど、揚げ物チームは人気がないのか湿気っていて、固く、スリランカデザートの印象を悪くした。

ヤシ糖のプリン、ワッタラパンも万人受け。
揚げたストリングホッパーのような生地にピンクのシロップがかかったAsmiというのも、湿気ってる。
ココナッツの落雁のようなお菓子が珍しく繊細で、我々には好評だった。

行きも帰りもUber利用。
スリランカの他の街では使えないそうだが、コロンボでは快適に使える。
計3回利用した3回とも車はスズキアルト。
日本車でも組み立てはインドなので安いのだとか。
コロンボは英語が通じ、Uberの運転手も英語が達者な人ばかりで、バンコクよりさらに便利だった。

しかし、街はイルミネーション見物で大渋滞。
海沿いでは巨大ツリーが設置され、屋台も出ている祭りが開催されているそうで、車歩行者共にびっちり。

シナモングランドのエントランスもイルミネーションが施され、写真を撮る人やホテル内でのパーティに参加する人たちでごった返している。

ロビーも大賑わい。
ここのシグニチャーカラーはピンクなのね。

なんだか疲れてしまって、そそくさと部屋に戻り、ウィスキー。