2017/01/08

アルヴィハーラ石窟寺院 : スリランカ3日目

ゆっくり朝食と散歩を楽しんでから、ヘリタンス・カンダラマを出発。

付いているはずのバスローブやスリッパが置き忘れられていたりと不備もあったが、余りある気持ちの良いホテルだった。
スリランカに旅行をする人がいたら、必ずここに泊まるべしと伝えたい。
ランチだけ、内覧だけというのもあるようだけど、この気持ち良さはゆったり泊まってこそ感じられるものだから。
できれば2泊。

キャンディへは3時間くらい。
道沿いにはフルーツなどの屋台が何軒もあり、湯気が出ているところもある。
マイケルさん曰く、メースを茹でているのだそうだ。
メース?
インドのスパイスのメース?
どうやら違うらしい。
食べてみるために、良さそうな1軒に寄ってもらう。

これがメースとのこと。
トウモロコシじゃね?

茹でたてを水で軽く冷やして、剥いてくれる。

トウモロコシの一種だと思うのだけど、馴染んだものとは歯触りが違う。
よりしっかりとして、芋のようなところもある。
甘さが控えめなのは、日本のトウモロコシが品種改良で甘くなっているからだろう。

気になるところで止まって買い食いができるのも、チャーター車の魅力。
マイケルさんはスリランカの様々なことに詳しくて、説明をしてくれ、こういう時はシンハラ語英語間の通訳もしてくれた。

さて、キャンディへの途中、象の孤児院やジュエリーファクトリー、ノリタケのアウトレットなどをスルーして我々が寄ったのは、Aluviharaの石窟寺院。

ダンブッラ同様の石窟寺院で、

洞窟の中にはお釈迦様が寝てらっしゃる。

ここまでは普通の石窟寺院。

目的は、こちら。
地獄絵図。

地獄寺的な側面もあるんですな。

小さな子がおばあちゃんに連れられてきて、怖がらされていたり。


こちらは入口にがめついおっさんがいて、お布施をしろと要求。
現世もなかなか厳しいことを知る。

あらあら。
小さな部屋に、こういったのが4組くらい。



マイケルさん曰く、地獄ではなく、内戦時の拷問の様子とのこと。
マジで現世ヤバい。

小さな寺で、全体的にユルい。

ま、通りがかりだから寄ったけど、わざわざ行くほどのものではないね。

とっととキャンディに向かいましょう。