2016/05/29

アーンドラ・ダイニング

サンバレー・ホテルの夜に突撃しようとしていたら、臨時休業になってしまった。
さてどうするか。
気になっていて、場所的にも集いやすいアーンドラ・ダイニングにしよう。

お店の人たちの感じが良い。

パパドとタージマハルビールで乾杯。

カッテージチーズ入りのマイスール・マサラ・ドーサ。
ココナッツチャツネとサンバル添え。

シナモンが香り、具だくさん。

パニール・ティッカ。
スパイスソースたっぷりで、タマネギやトマトなどと一緒に串焼きされたカッテージチーズ。
コリアンダーチャツネと紫タマネギのピックルと。

これをラム・チョップとだけ呼ぶのは違うでしょう。
カシューナッツペーストとスパイスを混ぜたものを塗りたくって焼かれたラムは、柔らかくジューシィ。
ラムの香りはあるけれどクセが主張しすぎない。
インド料理屋で食べた肉料理の中でも特に好きだ。
皆で骨をしゃぶりつくす。

ラッサム。
予習段階でヒングーのパンチが強いと読んでいて、まさにその通り。
ラッサムやサンバルのような味噌汁的なものは、バラエティ豊かで面白い。
日本でも味噌汁って家によって違うから、そういうものなのだろう。

と、ここまでが前菜。
インド料理のメインは、やっぱりカレーなんだねえ。

プラオだけじゃ米が足りないかと思ったら、けっこうなポーションでやってきた。

グントゥール・マトン・プラウ。
ライタとラッサム、生タマネギ添え。
グントゥールというのは街の名前なのか。
食べたかったビリヤニは土曜夜のみのメニューな様子。
このプラウは骨なしマトンがごろごろ入っていて、グレイヴィが濃いめで、単体で満足できるプラウ。

アル・ゴビ。

お店の方オススメの唐辛子マトン。
他のカレーと比べて辛さが強めで、それが全体を引き締めて奥行きを出している。
クリーミーなカレーの中で、バランスを取る役目を果たしていた。

アーンドラ・ロヤラ・クルマ。
カシューナッツペーストベースの海老カレー。
今のところ、カシューナッツペーストを使ったインド料理は漏れなく好きだ。

チキン・ストゥー。
ココナッツミルクとカレーリーフを使ったケララのカレー。

それぞれに違った風味で、良い選択をした。

しかし満腹。
重さはなく、ただひたすらに腹が詰まっている。
ビールというのもあるが、インド料理は急に満腹がやってくる。

南インド料理屋だから、ケララコーヒーを頼む。
チャイ同様、パフォーマンス付き。
最初から甘く、ミルク多めにしてあって、落ち着く。

ドライマンゴーの入ったマンゴー・クルフィ。

次回は土曜の夜にビリヤニを食べに来たいなあ。