2016/03/19

横浜ハシゴ中華遠足: 李園、聘珍樓、驛の食卓

雨の土曜日に、わざわざ山手まで、さらに15分くらい歩いてまで行きたいのが李園。
11:30開店だから、11:00に待ち合わせ。
案内役様はさらに前から並んでいてくれた。

今までの李園体験:

2回目
この2回目の後、ハシゴありきでなく、李園で終わるくらいの気構えで望むべきだという結論に達した。
3回目

そして今回4回目。
無事、6人で回らない円卓を囲む。

豚肉とアスパラ炒め。
ピリ辛。

必食その1、エビ巻。

3回目だけど、やっぱり感動する。

ザーサイ卵炒め。
これといったテクを感じないのだけど、なんか旨い。
なんかまた食べたい。

必食その2、油淋鶏。

ここのザクッとした衣と鶏のジューシィさとのコントラストや味付けが好み。
油淋鶏好きな人々はここのがベストだと言う。

エビと小柱とニンニクの芽の炒め。

エビのプリッと感がハンパないんだってば!

焼き餃子。

椎茸と豚肉の炒め。

必食その3でもある椎茸のうま煮そばの上にのっている具。
腹具合的なことを考えてそばなしのこっち。
物足りなさは感じない。
噛むとブシャッとスープが溢れる椎茸が醍醐味だからね。

案内役様がこの間食べて美味しかったということで、海鮮春雨。
赤いのを想像していたら、クリアで優しい旨味のスープ春雨がやってきた。
これも必食入りしそう。

揚げ茄子。
とはいえ冷たい。
胡麻油が香る茄子にネギと豆板醤。

レバニラ炒め。

レバーがサクっと軽やか。

イカネギ和え。

ここは火入れが上手いんだな。
イカもしかり。

辛豆腐というから、豆腐に豆板醤でものっているのかと思いきや、具だくさんな温かいピリ辛あんかけだった。
滑らかな絹ごし豆腐というのがいい。

牡蠣ニラモヤシ炒め。

必食その4、高菜炒飯。
もし、ここで2品だけ選べと言われたら、そのうちの1つでもある。

炒飯なのにどこかおこわっぽいんだよね、という話になった。

必食その5であり、この店にわざわざ来る理由でもあるトマトタンメン。
不動のナンバーワンだ。

この麺とスープをすすりつつ高菜炒飯をやるのが最強。

最後にエビ巻をお代わりするのは、もう決まりみたいなもんでして。


ああ、今日の李園も美味しかった。
お会計をしながら、もう次に来ることを考えてしまう。
炭水化物が控えめだったからか、満腹だけど満腹過ぎないところで終了。

1人と別れ、腹ごなしは横浜美術館で村上隆のスーパーフラット・コレクション。
同じ人により収拾されたものはバラバラのようでいて、一貫した趣味も感じられ、楽しい。
よい感じに腹も落ち着いた。
今後の食べ歩きツアーでも、合間に美術館や博物館を入れていこう。


で、中華街。
案内役様の誘導で聘珍樓の飲茶席でおやつ。
ここはほとんどの飲茶を1つから頼めるのがありがたい。

サンラータンが予想外にトムヤム風味。
濃度があり、レモングラスの香りがする。

シャキシャキしたものが食べたくて、キュウリ。
ニンニクチップと花椒入りタレで和えてある。

お茶のお代わり用のお湯をポットに入れてテーブルに置いておいてくれる気遣い。
何度も頼む必要がなく、助かる。

ビールや紹興酒の合間に中国茶。

何をどうやって揚げたらこうなる?
サクサクの中には熱々ほっくりタロイモ。
他にも具が入っていて、歯応えのアクセントになっている。

揚げ大根餅は塩でと。
餅部分がとろけてクリーミー。
そこにゴロリと大き目の大根。

豚角煮入りちまき。
ピーナッツたっぷり。

ここに来た目的は、ハムスイコー。
李園とハムスイコーは、もはやセットになっている。
むっちりと甘い皮に塩気のある具。
ここのは形があまりとがっていないね。

とにかくこの甘い皮が好きだ。

だから同じ皮の揚げ胡麻団子も好き。
中はこしあん。

同じ皮かと思ったら、パンみたいなものだった。
揚げカスタード団子。

エッグタルトやタピオカココナッツを食べる人も。

油通しレタス。
オイスターソースが強いから、かけるのはほんの少しだけにしてくださいと注意あり。

野菜甘酢漬け。

陳皮?が香るプルプル肉団子とイカの沙茶醤炒め。

自分は沙茶醤があまり好きでないのだな。
五香粉も苦手だもんな。
八角が原因だろうか。

白眉はデザート。
清涼感とほんのり苦さもあるジャスミン茶のゼリーの下にコクのあるミルキーな杏仁豆腐的なもの。
その組み合わせが絶妙。

ちゃんと杏仁な杏仁豆腐とマンゴープリンのセットも。

中華街は、老舗が結局はお得だよねという結論。
居心地がよく、トイレも整っているしね。

ここでもう1人帰って、4人で歩いて、また腹をこなす。

横浜にいると知った野毛ドル様が早速オススメしてくれた驛の食卓へ。

横浜ビールの醸造所を兼ねた直営店なのだそう。

2階は広くて席数も多いが、イベントでほとんど塞がっていた。

ここを薦めてくれたのは、季節限定のフルーツを使ったビールが飲めるから。
綱島桃エール、小田原蔵出しみかんビール、瀬谷の小麦ビールのテイスティングセットを。

元々のビールがフルーティで、そこにほんのりとフルーツの香り。


最後は横浜高島屋の催事場で開催中の大九州展で買い物。
鬼鯖鮨や16区のダックワーズなどを思い思いに。


満腹満喫満足。
案内役様、皆様、ありがとうございました。