2016/01/14

The Leela Palaceの朝食、National Handcrafts & Handlooms Museum : インド8日目(デリー)

ホテルが美しいというのは心が休まるものですね。

外は相変わらずのPM2.5で白いけれども。

The Leela Palaceの朝食ビュッフェはインド度低め。

インドメニューだけを盛ってみたが、イマイチ面白味に欠ける。
インドでの毎日の習慣、ヤクルトがあるだけ良しとしよう。

物足りなく、ヨーグルトにイチヂクのコンポートを入れたり。

欧米っぽさに油断して飲んだこのフレッシュフルーツジュース。
午後に私だけ少し腹がユルくなったのは、これが原因ではないかと思っている。

レストラン内に果物や野菜を絞るスタンドがあったので、その場で絞ってくれるのなら大丈夫かと頼んだら、置いてあったジュースを混ぜていた。
賢明にも試し飲みさえしなかった友達におかれましては、快調そのもの。

この日もチャーターしていた車で、まずはNational Handcrafts & Handlooms Musemへ。
ドライバーは前日と同じ。

入場無料。
見取り図や矢印がないので、どこに何が展示されているのか不明のまま、うろつく。

低い建物で囲まれた中庭はクラフト物産展のようになっている。

サリーなどの布や粘度細工、絵など、手工芸品の即売会で、実際に作っている人が売っているブースも多い。

より広いスペースにはテントが張られて、サリー見本市のようなことをしていた。

どうにか博物館の展示スペースへの入り口を見つけた。

1階は地獄絵図のタペストリーなどもある昔の貴族だかマハラジャだかの邸宅を移設。

柱など家の一部も持ってきている。

2階は機織り機と、

インド各地の手工芸布の数々。

とにかく点数が多く、種類も豊富。

広く多様な気候風土を持つインドだから、テクニックやモチーフ、素材もバリエーションに溢れている。

気の遠くなりそうな細かさ。

白く見えるところも、びっしりと刺し子がされている。

ところで、モチーフがグロいですけど。
生首までいりますか?

下絵なく縫うからこの写実力?

細かな絞りは、どうやって作るのだろう。


そして、ここのミュージアムショップが素晴らしい。
質の高いクラフト製品が集められていて、パッチワークは古いものも置いている。
他で見たのと比べて、価格も妥当だと思う。

友達が買ったダブルベッドくらいの大きさのタペストリー(?カバー?)には、みっしりとパッチワークと刺繍とスパンコール刺繍が施されていて、見るたびに発見があり、眺めながら酒を飲んだら最高だろうと思う。
インドとはいえなかなか出会えないような細やかな手仕事を、お得と思える価格で手に入れていた。

併設されたカフェレストランもzomatoで高評価だから、ランチをするのも良いかもしれない。