2016/01/16

Mehar Chand Market、Dilli Haat、Oh Calcutta! : インド9日目(デリー)

とうとうインド最終日。
夕方の便で帰るので、レイトチェックアウトにしてもらった。

朝食ビュッフェでは卵料理以外にドーサも注文があれば焼いてくれる。
うーん、チェンナイで食べたドーサはやっぱり美味しかったなあ。
東京の南インド料理店でも、ここよりもっと美味しいドーサが食べられる。

残念ながら、この日のドライバーも同じあいつだ。
旅行会社によると、混む時期で変わりがいないのだそう。
お客様の指定したところ以外には行かないよう強く言っておきますとのこと。
おかげで丁重な謝罪から始まり、終始静か。
ドライバーが無駄口をたたかないっつうのは快適だねえ。

前日のリベンヂでディッリー・ハートに行ったら、開くのは11:00だった。
10:00からと書いてあったけどなあ。

じゃあ、その後に行こうと思っていたメハル・チャンド・マーケットを先にしよう。
雑多な商店街風なのだが、Somaやファブインディア、洒落たブティックやインテリア雑貨屋なんかが並んでいる。

目的はオーガニック食材を扱う店、The Altitude Store。
中2階の小さな店だが、品揃えはなかなか。
オーガニックのヒングーパウダーやタマリンドペースト、スパイスミックス、南インドで買い損ねたカレーリーフを購入。
カシミアのストールや化粧品もあり、デリも備えている。
近所にはデリとイートインだけの店もある。

戻ってディッリー・ハート。
外国人観光客は入場料50ルピー。

インド各地の工芸品を売るスタンドがあるということで期待していたのだが、結局は布を売る店がほとんど。
「カシミアあるよ、パシュミナあるよ」とうるさい。
手のかけ方もそれほどではない品がほとんどのように見受けられた。
吟味して選ぶというよりは、手軽に土産物を買う場所。
ナリー後の我々には物足りない。

政府の運営だから適正価格と言われているが、実際はやはりふっかけてはいて、値引き交渉が必要。
とはいえ、外の店よりは最初に提示される価格が良心的。
ストールを買いたいならば行ってもいい。

今回のインド旅行で最後の食事となる昼食は、ちょっと離れたところにあるベンガル料理の店、オー・カルカッタ。

ちょっといいファミレスみたいな内装。
昼はビュッフェをやっていて、かなりお得だ。
でも、最後だからアラカルトでいただきましょう。
ベンガル料理は初めてでどんなものかわからず、お店の人のオススメに従う。

ビールがあるってのが有難いねえ。

テーブルの上にはマスタード。
さらにフレッシュなトマトソース、ヨーグルとココナッツのソースにもマスタードが入っている。
今までなかったものばかり。
ベンガル料理というのはマスタードを多用するのだねえ。

スモークされたHilsaという魚。
ちょっと中華を思わせる甘辛な味付け。
つけ合わせにインドで初めて出会ったフライドポテト。

フィッシュ・フライは本当にフライだった。
インド料理でチキンフライというと水分の少ないカレーだったから、揚げたものが出てきてちょっと驚いた。
葱のようなものが細かい衣の下に仕込んである。

青唐辛子をこうやって出すのはベンガル式?

Kosha MangshoとLuchi。

Luchiはプーリのような揚げパンなのだが、ふにゃふにゃと柔らかい。

マトンのドライなカレーはシナモンとクローブが香る。

Bhapa Ilish。
マスタードソースで蒸し焼きされた白身の魚。

ベンガル料理はマスタードと甘味が特徴的。

インドは広いだけあって、料理も地方色豊かで面白い。
ほかの地方の料理も味わってみたいものだ。


渋滞の中戻り、ホテル内のスパ、ESPAで揉まれる。
本格的ではないとのことだけど、アビヤンガがあった。
結局、この旅行でアーユルヴェーダの施術を受けられなかったから、せめてそれらしきマッサージでもお願いしよう。
またしても爆睡。
夜には眠れないくせに…。


スパ後に急いでシャワーを浴びて荷物をまとめ、空港へ。
国際便のほうのショップはイマイチ面白くない。
搭乗口前にぽつんとあった寂れたアーユルヴェーダショップだけが響いて、なけなしのルピーで歯磨き粉やターメリックのパックを購入。
レストランもインド色が薄いから、ビールだけ飲む。

インドからは以上です。