2015/11/16

梅香 神楽坂

中華料理店が豊作な神楽坂の四川料理店、梅香に再訪。
前回は2人で限られたものしか味わえなかったので、胃袋自慢を含む4人の万全の態勢で。

よだれ鶏。
しっとりな鶏、麻の香り、出汁。
もちろん、汁は飲み干す。

三種冷菜盛り合わせ。
豚耳の香り醤油煮、蒸し鶏山椒ソース、冷製冬瓜の干し海老蒸し。

ハーブとしての山椒使いをマネしたい。
干し海老の乾物臭なく旨味だけを含んだ冬瓜に、またもや唸る。

海老の塩味炒め。

やさしく深いあん。
プリっとしつつ繊細でもある海老の歯触り。

鶏肉の唐揚げ、朝天椒炒め。

ここの四川料理は辛さをアピールしているものではない。
唐辛子や山椒はその香りを楽しむのだ。

いんげんと漬物炒め。

漬物を調味料使いした料理はもれなく好きだな。
細かな挽き肉がコクを加える。

春雨煮込み。
簡潔で完全。

中国野菜炒め。

四川料理とはいえ、塩味のもので力量の凄さがわかる。

必食な牛肉山椒オイルがけ。

牛肉のやわらかさ、麻の痺れの先にある旨味。
オイルは残しておいて、他の料理にかけたり。余すところなくいただく。

陳麻婆豆腐。

キャベツの唐辛子炒め。

こういうものがまた、はっとするほど美味しい。

辛味噌炒飯。

海老麺。
しみる。

海老の青山椒ソース。

茄子の甘味噌炒め。

いやはや、満腹満足。

デザートはグレープフルーツゼリー一択。


料理にもサービスにも女性らしい柔和さがある。
近所に住んでいるのか、女性一人のお客さんがサラっと食事をしていかれて、すごく納得した。
常連でなくても、気を張らずに食事ができる寛ぎがある。