2015/09/25

ピクニック その後はシャンクス

天気に恵まれたシルバーウィークのピクニック。
蚊がいない代々木公園で。

持ち寄り色々。
カトラリーなどはご近所住まいの方々にお任せ。

茂原のタイ店からネームやサイクローク・イサーン。
タイハーブ梨、メキシカンサラダ、豆苗ゆかり和え、マカサラ。
自分はアランチーニとフィレンツェ土産でいただいたプロカッチのトリュフクリーム&ツォップのZ食パントースト。

安定の煮卵。

もぐもぐの肉加工品の間違えのなさ。

温かいカリフラワーのスープまであって、ビールやらワインやら。
暑くも寒くもなく、快適に飲み食いし、フリスビーを研究し、シャボン玉で子供たちを扇動。
久しぶりに外で身体を動かして、楽しかったなあ。

日が落ちてきたところで、参宮橋のシャンクスへ。
志賀高原ビールのIPAやペールエール。

ポテトチップスといぶりがっこが入ったポテトサラダやクミンキューリ、

赤キャベツ。
ちょっとした工夫がイカしている。

瓶のビールも色々と。

青柚子のジントニック。
フルーツのカクテルも各種あり。

炙り鯖は山芋といぶりがっこと。

ジューシィなチキンソテー。
この日はトマトチーズソース。

軽めのビールとお願いし、ブルックリンラガー。

スモーキーなバンズの肉々しいバーガーは、シメというよりつまみ。
圧をかけながら焼いてある。

いい休日。

2015/09/24

ロオジエ デュネ

常連なご夫婦のおかげさまで、ロオジエでのデュネ。
写真はカメラを預けて撮っていただいたものをシェア。だから全てソースがかかる前。

ロゼというよりは赤と呼びたいシャンパンから。
ヴエット・エ・ソルベのセニエ・ド・ソルベ。

パプリカのムースやソバ粉にサーモン・フュメ、パテ・ド・カンパーニュなど。

ジャック・セロスのイニシアル。

オシェトラ・キャビアはメインではなく、ソースのような位置づけ。
ジュレはベルベーヌとリンゴ。
そば粉のチュイルと毛蟹。
全てを一緒に口に入れた時の一体感たるや。
別々に口にするとそれぞれの味が主張するのだが、まとまると別のものになる。

イニシアルがまた、完璧なマリアージュ。
料理をいただいて唸り、ワインでまた唸る。
それがこの後ずっと続く。

シャトー・ド・フューザルのペサック・レオニャン 2001。

写真がなかったが、アマダイのヴァプール。
若狭焼きにしてあり、花弁のような鱗がパリパリと口楽しい。

グラン・ガニャールのクリオ・バタール・モンラッシェ ・グラン・クリュ 2007。

オマール、セップ、秋トリュフの下にはラビオリ。

ドメーヌ・デュジャックのボンヌ・マール・グラン・クリュ 1998。

鳩、オレンジで香りづけした部位もあり、鳩のブーランノワールも。
中央はスペルト小麦のリゾット。

シルキーで滑らか、緻密な鳩。
上品なコクのブーダン。

シャトー・ド・フォンサレットのコート・デュ・ローヌ 2001。

それぞれに好みのチーズを。
熟成が素晴らしく、それまで興味のなかったものに夢中になることも多い。

ベリーのソルベ。

ミニャルディーズ。

マロンのスフレは、

バニラのグラスと共に。

ドメーヌ・ド・ラ・ボングランのキュヴェ・ボトリティス。
シャルドネの貴腐ワインは、畑の位置する環境によるものなのだというお話をうかがいながら。

フリヤンディーズには、キウイのコンフィがあった。

現実から離れたひと時。
これもまた旅なのだと思う。

ありがとうございました。

2015/09/23

オカンドアック

今日のアルドアックはいつもと違う。
カウンターにずらりと並んだお惣菜。

シェフのお母様ことオカンの料理を食べる会にお声掛けいただいた。

かかっている曲は、お母様セレクトのドリカム。

とはいえ、お馴染みのカヴァで乾杯。

お浸し梅酢かけ、イカの塩辛、秋刀魚煮、インゲンの胡麻和え、自家製カリカリ梅、ひじきの煮物、出汁巻き卵、ポテトサラダ。

これ、味付けも仕上がりの美しさも、家庭料理の範疇には収まっていない。
驚いて聞くと、以前に小料理屋をされていたそう。
やはり、プロオカンなのだ。

お酒もいつもとは違う品揃え。
日本酒いただきましょう。

野菜の煮しめ。
出汁優位で色も綺麗。

茄子とシシトウの煮びたし。

ワインは日本のもの。

レバーと肉団子と煮卵。
キメ細かな肉団子や臭み皆無なレバーはもちろん、

この卵。
両隣のも見たが、全て同じ火の通りで、傷のない肌。
やさしい出汁が、じんわりと浸みている。

秋刀魚の棒寿司。
酸味や甘味の具合が好み。

小さいころ、冷蔵庫に入っていたコレがシェフのおやつだったそうだ。
食育。

ラムブランデーのハイボールが合うね。

お新香と梅干し。

甘味を足さずに漬けられた梅干し。
完熟梅で作られるため、皮から柔らかい。
そして、毎年大量に漬けて人に揚げ、残ったものを大事に保存しているそう。
その賜物の15年物梅干しは、以前にもシェフの料理の合間にいただいて、感動したものだ。

栗おこわ。

お味噌汁と。

ジャンルが全然違うのに、アルドアックで食事をしている気分になるのは、シェフの料理とリンクしているからだ。
加減の絶妙さ、丁寧さがうかがえる仕上がりの美しさ。
上に重ねられたものより、出汁の旨味で成り立つ料理。

シェリーにも不思議と合っていた。

渋皮がきっちりと一体化して柔らかい栗の渋皮煮。

日本のワインは、やはり日本食に合う。

シェリーのソーダ割りでしめ。

シェフの料理の源流を知って、ますますアルドアック好きになるよね。
年1回くらい開催してはいかがでしょうか?
また別の季節のオカン料理が食べたいです。