2015/08/27

新橋 星野 しめは ロッツォ・シチリア

友達の予約に便乗して、星野。

残暑の中、最初にホッと一息つく素麺。

ビールの後、日本酒を。
加賀藩と天領。

すっぽんは甘辛いタレの焼きで、弾力を味わう。

みぶなとお揚げのお浸し。

煮含めてから冷やしたいちぢくに白味噌あん、青柚子の香り。

冷たい肝ソースに温かいアワビ、ミョウガ。
3時間蒸されたアワビはやわらか。

海老の天ぷら。

2本目はレアで。

素揚げ銀杏。

お造りは淡路の鯛。
3種の部位。
1つは炙って。

葛を打ったアイナメと冬瓜。
アイナメのブリンブリンとした食感、冬瓜に浸みた出汁。

鮎はもう落ち鮎ですね。
やわらか焼きと、

カリカリ焼き。

落ち鮎はお腹に赤い線が入るのだとか。
やはり鮎は出始めの青々しい、草の香りのするものが好きだ。

この日は余裕があって、やわらか焼きの頭と骨を揚げてくれた。

芋茎を巻いた鱧の八幡蒸し。

ご飯はお代わりして、おこげもいただく。

わらび餅。


こちらに通うようになって、日本料理で新規開拓の必要性を感じていない。
開店してから定期的に食事をさせていただいていて、季節は何度も巡り、同じ料理が出ようとも、毎回感動がある。
もともと新しい店を試すことにあまり積極的ではないので、安定して進化し続ける店があるなら、そこの定点観測で十分なのだ。


さて、強靭なる胃袋をお持ちの方々と一緒なので、ワープして四の橋へ。
ロッツォ・シチリア。
やっぱりイイ店だなあ。
秋には隣にパニノテカ?的なものがオープンするとか。

グラスの白を阿部さんにお任せしたところ、グイド・マルセッラのフィアーノ・ディ・アヴェッリーノ。

鯖スモークにキウイにキウリにピーマンにミント、きゅっと詰まった黒埼茶豆。
全部を一度に口に入れること。

必食。

ペコリーノチーズのフリット。

スパゲッティ・コン・レ・サルデは1人分ずつに分けていただいて。

腹の皮が伸びきるほどに満腹。

スアヴィアのレ・リーヴェ。

ご一緒した方々はクラシックなプリンもいっていた。

危険な食後酒。
ジンで作ったのでしたっけ?
リモンチェッロとローズマリーの香るハーブ酒。

髑髏マークの付いたものまで出ましたが、無事に帰宅。