2015/07/29

ロオジエ デジュネ

常連さんにお誘いいただいて、ロオジエのデジュネ。
写真はご一緒した方が預けたカメラで、スタッフの方が撮ってくださったもの。
なので、ほとんどの料理はソースをかける前。

このアワビの分厚さ。
2時間蒸されてやわらかく、口中がキュッと縮まるほど旨味が濃い。

ズッキーニの花の中には金糸瓜。

オマール・ブルー。
ザクザクと歯ごたえのある分厚さのオーストラリアの冬トリュフが、香る。

白金豚のロティ。
チョリソを使ったソースが加わる。

モヒートを再現したようなアヴァン・デセール。

これら1つ1つのクオリティの高さたるや。

ため息が出るほど美しいデザート。
モダンなアートとして終わらず、食欲をそそる。
ベリーにチョコレートのクリーム。

驚きあり発見ありの、めくるめくワインたち。

ピエール・モンキュイのブラン・ド・ブラン
アンリオのミレジメ 2005
フィリップ・シャルロパン・パリゾのペルナン・ヴェルジュレス 2009
ギガルのコンドリュー、ラ・ドリアンヌ 2011
ルイ・ジャドのムーラン・ナ・ヴァン、シャン・ド・クール 2006
フェヴレイのラトリシエール・シャンベルタン・グランクリュ 2006

最後の客となったので、お花を撮らせていただく。

どんなに歳を取ろうとも、背伸びをするような気持ちで伺うのだろう。
あらゆることが完璧で、さて自分はここまで何かを仕上げたことがあるだろうかと、省み、襟を正す。

お連れくださったご夫婦に御礼申し上げます。