2015/04/30

良い話は何よりのつまみなのだの巻

お馴染みのお宅で家飲み喰い会。

見せ筍がそそり立つ。

蒲田在住の方から、THI THIの生春巻き。
甜麺醤っぽい甘辛こってりなタレで。

ぜひ、店にも食べに行きたい。

実はタイ帰りだという家主さまが隊長から習ってきたという茸のラープ。

泡はハーデルブルグのブリュット。
コクがある。いいねコレ。

持参したのはウドのアグロドルチェ。

プンタ・クレーナのヴェルメンティーノ 2012。
グリーン。

このワインを見た時に、おや?と思ったね。

絶妙な火入れの海老のタイ中華。
タイ帰りだからこその生胡椒入り。

浅草姐さんのキラーメニュー、苺マリネ。

ピクルスも。

そして、ザクザク新タマネギを入れて、わざわざ冷凍したというタネで焼売。

凍らせたことで甘味を増し、ところどころにザクっとした歯ごたえも残るタマネギ。

豆苗もタイ中華仕立てで、シャッキリと。

スペアリブスープは高菜との組み合わせのほうが好きだと判明。

合間にチーズ、で、合わせたこの土佐ベルガモットのコンフィチュールにやられた。
なんと香しきベルガモット!
まさか土佐で採れるとは。

ずっと嗅いじゃったよ。

筍もタイ中華仕立て。

台湾留学経験があり、タイ料理にハマりまくっている家主さまのタイ中華は、ビチっと決まっている。
若いころにみっちりと体験した料理というのは、下地になる。

ラベルで選んだプンタ・クレーナのクルヴィン 2011。

ラベルが好みで味が好みでなかった記憶はない。

いい話を聞き、温かい気持ちで飲み喰いが進む。
幸せのおすそ分けをありがとう。

かちかち豆腐はチーズのようでもある。

はまやの蕗のとう味噌や、

オリーブオイル2種でいただくと、なおつまみ。

この2つのオリーブオイルは風味が全く異なっていて面白かった。
片方は青い緑の風味で、もう片方はスパイシー。

漬物チーズ海苔巻。

となったら日本酒でしょ。

数量限定のSAKAEMASU、純米大吟醸 2014。
上品でらっしゃる。

さらに日本酒を呼ぶつまみ。
ウニとミョウガとキュウリに魚醤、それを海苔で巻いて。

フレッシュなアスパラをビスマルク風で。

卵も特別。
まぼろしの卵、鹿鳴館。

名前も凄いな。

黄身が濃縮している。色も味も。

白に戻る。
マナレージのコッリ・ボロニェージ・クラッシコ・ピニョレット 2012。

麺の記憶ならない。

そして、目が覚めたら北越谷だった。
初めてじゃないよ、北越谷。

家主様、ご一緒した皆様、他、各方面に御礼申し上げます。

2015/04/28

諸星酒場

新子安で落し物をして、取りに行かなくてはならない。
そんなことをつぶやいたら、野毛ドルさまが「諸星にインしてください」と。

景色が良いねえ。

ザ・昭和酒場。
飾り物が多いが、掃除がきちんとされていて埃っぽくない。

テーブル席と、向い合せて座れる長いカウンターが1本。
ド平日だけど、賑わっている。

瓶ビールで、お疲れ様自分。

日本酒の種類も充実している。

ふわふわのレバカツ。
揚げたて熱々で、中心がほんのり赤い。

めかぶ。

隣り合わせたお兄さんたちがもてなしてくれる。
味見をさせてくれたトンミノも、クリーンで美味しい。

常連のお兄さんたちが相手をしてくれるのだが、押しつけがましくなく、程が良い。
あらゆる点で筋が通った店で、最寄駅にあったら、そりゃあ通ってしまうだろうなと。

野毛ドルさまのリコメンドは、さすがなのである。

2015/04/26

野毛散歩: アンテナ・アメリカ、 アレッタ、 はあと、 ウミネコ、 野毛ハイボール

にぎわい座で落語の後、まだ15:00過ぎ。
さて、どこで飲みますか。
一度来てみたいと思っていたアンテナ・アメリカへ。
雑居ビルの5階。

クラフトビールがずらり。

曇っているけど暖かいから、テラス席で飲もう。

シャンパン酵母を使用したデビルズ・キャニオンのベル。
泡立ちが優しく、ちょっとワインのような口当たり。
これをお持たせで持って行ったりしたら、鼻が高いかもしれない。

揚げたてポテトフライ。

添えてるマスタードはストーン・ブリューイングのもの。
カレー風味なのがジャンキーで旨い。

料理は侮っていたが、ちゃんと作られたアメリカンな料理が美味しくて驚いた。
チキンウィングをハラペーニョソースで。
ブルーチーズソースも添えられている。

気持ち良いねえ。

と、野毛ドルさま登場!
ここで飲んでいるのをSNSで見て駆けつけてくれたのだ。
嬉しいなあ。

フルーティなブルーリー・セゾン・ルー。

ハイビスカス IPA。
ハイビスカスの赤さとほんのり酸味。

上の階で貸切りパーティでもしたら盛り上がりそうだ。

野毛ドルさまによるご案内で石川町へ。
オープンしたばかりのジェラート屋、アレッタへ。

濃厚さがイタリアっぽい。
ピスタチオとミルクを。

野毛に戻って、はあと。

ワカサギの唐揚げやら色々といただいて、どれも美味しいのだけど、白眉は馬刺し。
うちのお嫁様が熊本出身なため、帰省の度に美味しい馬刺しを送ってくれる。
だから、東京で外で食べる馬刺しに納得できることが少ないのだが、これには満足しきり。

日本酒もかなり充実していて、残草蓬莱と、こんな夜に…を。

カラオケスナックの居抜きまんまなのに、料理もお酒も抜かりなし。

何度でも写真に撮りたくなる風景。

2階のウミネコ。

魚が美味しい居酒屋なのだとか。

日本酒も色々と。
亀齢。

お通しも魚。

1人で来ていたお客さんが鉢一杯の煮魚を美味しそうに召し上がっていた。
そういう飲み方もいいもんだね。

ぬた。

青魚の自家製さつま揚げ。

刺身盛り合わせに狂喜乱舞。
ブリンブリンの魚たち。
3人だから、3切れずつにしてくれている。
種類の豊富さはもちろん、それぞれの質の高さに感じ入った。

野毛ってすごいな。

金戎。

白露垂珠。

で、同じく都橋商店街の野毛ハイボール。

美しい飲みモノだねえ。

ピシっとクリーンな空間。
お隣さんも巻き込んで、昭和歌謡で盛り上がる。

ミントやライムがこれでもかと入ったモヒートを飲んでいて、気づいたら新子安駅。
帰りの電車はもうない。
野毛、恐るべし。

野毛ドルさまの推奨店はどこも一芸にも二芸にも秀でていて、野毛という風情を抜きにしても魅力が余りある。
わざわざ訪れるべき店ばかり。

いつもながら、ありがとうございます!