2014/11/16

スヌ子のお料理レッスン: たまには真面目なおそうざい

久しぶりの料理教室。

すっかり冬ですな。

牛筋煮込みとは、材料入手からしてハードルが高そうな。

出汁は丁寧に、そして贅沢に取ること。

黄金色に輝く出汁のために。

大根とこんにゃくのおでん。
些細なことだけど、大根の面取りに目から鱗あり。
道具の活用にも、スヌ先生の自由な発想がうかがえる。

牛筋の下処理もきちんと。
手間を省かないこと。

出汁で使った鰹節は、始末レシピでふりかけに。
細かくしなければ、このままで日本酒に最適なつまみだ。

すでにそのままで美味しそうなんですけど。

銀杏の皮むきは人海戦術で。

春巻きは牡蠣入り。

こんがりときつね色に揚げること。

なんと美しい、翡翠色の銀杏ご飯。

牛筋は、圧力鍋の後、好みのところまで煮詰める。

いただきます。
神亀の発泡で乾杯。

せっかく美味しい組み合わせなのに、揚げが甘かった。

柿とすだちのマリネ。
すだちも一緒に食べる。
夜クラスでやったら大好評で、参加者が家で作りまくり、それをインスタで見た他の人々がリクエストしたという。
確かにこれ、スヌ先生のセンス炸裂の神メニューだ。

おいとインスパイアの牛筋 on おでん。
じんわりと出汁の浸みた大根とこんにゃくに、生姜の効いたクリアな牛筋煮込み。

スヌ先生はおいとのように濃くしたかったそうだが、私はこれくらい軽やかなのが好みだ。

これも始末レシピ。
切り昆布と大根の皮の酢醤油漬け。

大根の皮のどこを剥けばよいか、知らなかったなあ。
勉強になりました。

残った春巻きの皮で、パルミジャーノとミモザを包んで揚げたつまみ。
爆発したけど、流れ出てパリっと揚がったチーズがむしろオツだったり。

伝心は一升瓶で。
お燗向けに選んだのだそう。

というわけで、遊雀師匠のお燗器登場。
いやー、楽しいねえ。

ハワイと台湾からの美味しいお土産もつまみつつ、燗酒をゆるゆると飲む料理教室。