2014/09/21

酒坊主 その後に ル・キャバレ

突発的に飲み食いしようということになった金曜日。
2人で酒坊主へ。

本日のクラフトビールたちから、

デンマークのこちら。
ミッケラーのチリピルス、オレンジ。

ご一緒した方はアプリコットが香る山伏ビール。

ロンドンからの素敵なお土産までいただいて。
オイルペーパーの袋が洒落ている。何気なくこういうアレンジでプレゼントができる人っていいねえ。

オールド・トム・エールのチャツネ。
食べるのが楽しみだ。

お通しは煎ってから浸したと思われる醤油豆と、蕪の漬物。

ミョウガと甘長唐辛子の揚げ浸し。

ほんのり辛い甘長唐辛子。
出汁が上品。

昆布ジメ赤海老とグレープフルーツ。

昆布ジメでトロリとした赤海老とグレープフルーツの苦甘さが合う。
白身魚の昆布ジメにも使えそう。

日本酒も。
長珍のうすにごり。
辛口で華やかさもある。

この豚舌の冷菜、どう調理しているんだろう?
コリっとしていながらしっとり。
辛さを足した醤油麹のようなタレで。

マッシュルームとトマトの海老出汁グラタン。
ジャガイモとマカロニもたっぷり。
日本酒にぴたりとハマる濃い目の味付け。

グラタンと次の料理に合わせてとお願いして、出してくれたのが燗した竹鶴。

そのままでは重すぎるような酒は燗をして、こってりした料理と合わせると活きる。
それは柏のやたいちで、隊長と飲んだ時に知ったんだったな。

鹿スネ肉と栗の煮込み。

これも、ワインよりも日本酒やクラフトビールと合う味に仕上げてある。

青いレンゲがかわいいなあ。思わず密林でポチってしまった。
野田琺瑯の、青と緑。

シメ的にグラスでいただくフランスのビール。
ブラッセリー・ド・ピジョンネールのロワレット。

シメられず。

ワインが飲みたくなって。
日曜の昼営業がなくなってしまったそう。

ワインはグラスで。

シルヴァン・マルティネスのガズゥイ。

ドイツからやってきたというかわい子ちゃん。

ノッポ、デブ、チビの3人が酒とともに色々と繰り広げる4コマ漫画を見せてもらったり。
フランス語を勉強するのに良さそうだ。

ジェローム・ソーリニーのソートレース。

こういうワインをグラスでいただけて、その時ごとに変わっていて、楽しい店だよなあ。

白身魚のフリット。

サックサクでふわり。

初めてここに来た時からシェフは何人も変わって、やはりその人なりの個性があるのだけど、でも、一貫したキャバレらしさを感じる。
気さくでいて、塩やオイルがしっかりきっちりと効いている料理。
珍しさに走っていない、それ自身の美味しさ。

焼きフロマージュ・ド・テット。

周りカリっと、中トロり。
スペインでレタスのコラソンと呼ぶような、柔らかな部分と。
この組み合わせが合う。

あと1杯。
グザヴィエ・マルシェのレリクシール・ジュヴォンス。