2014/02/11

ピルエット

雨が降っているけど、今回のパリ出張最後の晩餐に向かおう。

1区にあるPirouetteも、Paris by Mouthで見て惹かれた店。

ちょっとわかりにくい場所にある。

予約をしてくれた友達が迷ってしまい、シャンパンを飲みながら待つ。

さて、何を食べようか。
ここの手書きメニューは読みやすい。

ワインは赤の華やかなものをとフレンドリーな店員さんにお願いする。
期待通りのブルゴーニュ。

ペルナン・ヴェルジュレスのイル・ド・ヴェルジュレス 2011。

お通しは何でしたっけねえ?

前菜はタコとアーティチョークのサラダ仕立て。
まろやかな酸味のソースで。

タコの柔らかさと、それでも香りや旨味をしっかりと保っていることに驚く。

加減が好みだ。

肉料理に合わせて出てきたナイフがペルスヴァル。

やっぱり欲しい。

メインは鳩。

鳩はもちろん、つけ合わせのキャベツとベーコンのソテーが程よく、美味しかった。
他の店の似たような組み合わせで、つけ合わせが濃すぎると感じたのでなおさら。

輪郭がはっきりとしていて、重点の置き所が定まっている。

友達はタラ。
半生過ぎない火入れが的確。

ここの料理は、どれも軽やかでいて物足りなくない。

オッソイラーティを頼んだら、ベリー系のジャムと合わせたチーズケーキのようだった。

これももちろん美味しいが、

スペシャリテだというリオレに感動。
初めて心からリオレを美味しいと思った。

キャラメルソースとカリカリを纏ったナッツが、もさっと単調なリオレのアクセントとなっている。

グラスの白ワインを。

Domaine des Huardsの。

美味しい食事は気分をあげる。
オデオンに移動してアヴァン・コントワールに入ろうとするも、すでに閉店時間。
近くのカフェで飲む。

いつもご一緒していただき、ありがとうございます!