2014/12/31

ちゃんぷる~市場

首里城が盛り上がらなさすぎて時間を持て余す。
首里そばか御殿山か石嶺食堂でランチでもと思っていたが、まだそんなにお腹はすいていない。
と、ガイドブックにファーマーズマーケットの特集ページが。
沖縄北ICを降りてすぐのところにちゃんぷる~市場なるものがあるじゃないか。
とりあえず次の目的地に向かって出発し、途中でその市場に寄ってみよう。

というわけで、中部ファーマーズマーケットちゃんぷる~市場。

おお!これはあがるねえ。

サボテンかな?沖縄らしい品揃え。

野菜以外の商品も沖縄全開で、食べ物系お土産を買うのにももってこい。

この日の夜はホテルから出ないだろうから、部屋つまみを入手しておこう。
吟味して、甘味の具合が程よい油味噌や、

濃い味わいのゆし豆腐を購入。

葉もの野菜がピンピンにイキが良く、充実していて安いこと!

青々と茂った、たっぷりと一抱えのコリアンダーが100円。
そりゃ、買うでしょ。

ウイキョウの葉だけ売っているのか。
沖縄の人は何に使うのだろう?
米軍基地が近いから、その関係者が買うのかもしれない。

ああ、これでパスタ・コン・レ・サルデを作って食べたい。

ハンダマや、生で齧ってもぬめりのある長生百薬も買う。
さかえでハンダマのサラダを食べて、いけることを知ったからね。

お菓子にも地域性は出る。
黒砂糖を使った沖縄菓子を食べてみたいと思っていたから、このういろうのようなものを買ってみよう。

お惣菜色々。
そろそろお昼だし、外にベンチとテーブルがあったから、ここで買い食いランチとしよう。

この豚の血を使った炒め煮が気になったのだけど、量が多すぎて断念。

次回沖縄に来るときは、アパートメントホテルに泊まって、こういうファーマーズマーケットで買い物をして料理をしたいものだ。
沖縄の野菜はチェンマイで料理に添えられていたのと近いように感じたし、シチリア料理にも向いているだろう。

そういえば食べてなかったなと、タコライス。

油味噌をつけながら、ハンダマを生でむしゃむしゃと。
苦味や青さがクセになる。

ういろうのような弾力の強いお菓子。
赤ワインに合うかと思ったけど、ホテルで試したら、巻いてある竹のようなクセの葉の香りが邪魔をした。

2014/12/30

首里城

一応観光的なことを。

でも、建物にはあまり盛り上がらず。

王様が案外と素食だったこととか、

服装がやっぱり南国っぽかったこととか、

それくらいかねえ、印象にあるのは。








さて、出発しますか。

金壺食堂、ガーブ・ドミンゴ、カフェ・ストリート

頻繁に沖縄を旅するkumikoさんが毎回食事をしている台湾素食の金壺食堂で朝ごはん。

休日の朝は出足が遅いみたいで、我々が出るころに賑わい始めていた。

お粥、ご飯、白菜のスープと色々おかずのバイキング。

チェンマイで行った素食の量り売り食堂を思い出す。

その時も思ったが、肉を食べないと人は穏やかになるのだろうか?
ここの人々もそう思わせる物腰。

kumikoさんが「絶対に食べて!」と言っていたちまき。
10個以上まとめて予約している人が何人もいて、名前を書いた紙と一緒に取り置かれていた。
午後にはなくなってしまっていることが多いそうだ。

大きなちまきは黒米も入っていて、さつまいもや茹でピーナツ、椎茸、シナチクなどがゴロゴロ。
温かいうちでも美味しいし、冷めてると味がしまる。
滋味だ。
確かにこれはマストですな。

近くのガーブ・ドミンゴは沖縄の器など手仕事アイテムのギャラリー兼ショップ。
セレクトのセンスがすごく好み。

那覇には猫がたくさんいる。

また牧志公設市場近くまでやってきた。

沖縄物産が色々と揃う中に、

イラブーもいましたよ。

こちらもkumikoさんのオススメ、カフェ・ストリート。
亜砂呂の前にある小さなカフェ。

近所の商店の人たちが配達やテイクアウトをお願いしていて、それも紙コップに1つ1つドリップして煎れていた。

朝、美味しいコーヒーをゆるりと飲めると満足度が上がる。

こういう洒落た店を利用するのは若者だけじゃなく、おじいやおばあたちもゆったりと寛いでいた。

洒落た店があるエリアと古い昭和空間が分かれることなく1つになっている。

この小さな台湾食堂もすごく気になった。

おでん悦ちゃん、VINOKINAWA

ここも、みんながオススメしていた店。
おでん悦ちゃん。

鍵が閉まっていて、ノックをして開けてもらうシステム。

近くの桜坂劇場にある洒落た雑貨&食品店でお土産を買ってから入店。

ジュークボックスがある店としても知られている。

カウンターに座る。
予約で満席なのだそう。

若かりし頃はキリっとした美人だったであろうという高齢のマダムが1人で営んでいる。
ここもそうなのだが、那覇のマダムたちは老いても枯れていない。
女性として現役であるような化粧や言動をしている。

泡盛をお湯割りで。

名物のテビチのおでんを含めた盛り合わせ。
大根にレタスにソーセージ。

テビチはトロトロ。
美味しいけど、でも、代わりがないというのでもないよね。

もっと色々と食べたいと思うこともなく、楽しくて酒が進むというのでもなく、なんとなく手持無沙汰。
風情は楽しんだから、もういいかな。

kumikoさん一押しのバー、エロスの開店までは待てなかった。

ホテルの近くのワインバー、VINOKINAWAでワインを一杯やって落ち着こう。

前日に行ったバカールの近く。
この辺りは、洒落た飲食店が多い。

スペインの白、ヴィア・テッラ。
これでグラス1,000円はちょっと高い気がする。
東京より飲食全般がちょっと安い沖縄では特に。

ボトルワインは充実していたが、グラスは赤、白、泡が1種類ずつしかなく、この日は泡もなかった。