2013/12/22

星野 今年6回目

今年、一番たくさん来た店かもしれない。
タコと海老の飯蒸し。
具の火の通り加減、ぴったり決まった味付けに最初からぐっと持ってかれる。

生姜が効いた根芋。
芯まで温まる。

酒屋さんおススメの日本酒が入るようになったり、お手伝いの子が慣れて、1度に3組入れるようになったり、1年でずいぶんと変化がある。

ぽたりぽたり きりんざんが好みだった。

蟹は2杯分を盛って。
オレンジの部分がしっかりとしていて美味。

贅沢なものは、回数を減らしてでも信用できる店で良いものをいただくに限る。

フグ白子。
この皮が好きでねえ。
香ばしく、旨味がぎゅっとつまっている。

白子はフグだけでいいと、毎年思う。

煮含めて片栗をまぶして揚げた海老芋。
この時期の好物の一つ。

明石のヒラメが素晴らしかった。
濃い。

別のお酒もいただいてみよう。
北雪。

跳ね返るようなぐじ。

マナガツオ。

角を残した炊き加減の近江かぶらと京菊菜。

いつものご飯。

そして、わらび餅。

来年もまた、頻繁に来られますように。
とはいえ、この日に予約を入れられたのは来年の6月。
半年先のことなどわかりゃしない。

雨の中、もう少し飲みたいと新橋を彷徨う。
目当ての店はどこも年末の大賑わいで満席。
ご一緒していた方が看板を見つけ「"酛"ってことは、日本酒じゃない?」と。
その名前、聞いたことある!

雑居ビルの2階の小さな店は、ちょうど人が出たところ。
しかも、日本酒に詳しいお店の方が、好みに応じて色々と出してくれる。
まさに求めていた店。

まずは少しプチプチした酒を。

お通し。
酒蔵が仕入れているというパルマ産プロシュットがしっとりとして美味しい。

香りが豊かなものというリクエストへのおススメはこちら。

自分はしっかりしたものと頼んで、山形正宗をいただいた。

漬物盛り合わせが、ちょっと濃すぎ。

2件目として日本酒をじっくり味わうのが向いている店かもしれない。


この2本から、震災ストーリーのある磐城壽を。
"The Fishermen's Toast"というのがいいじゃないか。