2013/10/07

ル・コルニション

3回目のル・コルニション。
最初に食事をした時から、トラッド寄りなモダンさが好みで、また機会があれば訪れたいと思っていた。


この日は、夜に3人で。
混んでいる時期なので2回転するらしく、21:00までと言われていた。
まあ、フランスだし、22:00近くまでは大丈夫でしょう。


お通しはトマトのピクルス。
「種が飛ぶから、1口で食べてね」との忠告あり。


ワインは白から。
ここはビオワイン揃い。
それはトレンドだからよくあるけど、発泡水がイタリア南部のフェッラレッレというのに驚いた。


シャンタル・レスキュール、コート・ド・ボーヌ・ブラン、クロ・デ・トプ・ビゾー 2010。

サバのアグロドルチェ、アーティチョークのムースリーヌ添え。

サバのフリットにドライトマトやケッパーベリー、パプリカなどの甘酸っぱいソース。

ムースリーヌは酢漬けにしたアーティチョークを使用しているのか、くっきりとした酸味が新鮮。
どうしても単調になる火の通ったサバを引き締めていた。


メニューは3皿で35ユーロ。
それぞれ追加料金のメニューも含む4品くらいずつから選ぶ。


こちらは、魚のスープ、ムール貝、チョリソ、ココナッツ入り。

スペルト小麦のリゾットはウサギ肉、レモン、オリーブ、スプリングオニオン、グレーヴィーソース。

肉料理に赤を。

ドメーヌ・ブラナ・イルーレギー。
バスクのワインだそうだ。


メインはプラス10ユーロのジビエがあったので、それにする。

鳩のロースト、ポルチーニのラビオリとマスカット添え。


みっちりとした鳩を手づかみで食いちぎる喜び。

季節が始まったばかりのポルチーニの香りと、マスカットの甘さとの組み合わせにもにっこり。
秋だねえ。


豚の塩水漬け、グリーンレンズ豆添え。

鳩以外の肉料理は、塩が少し強すぎた。
ここは煮込みより、焼きもののほうが良いのかもしれない。
次回に検証してみたいところ。


バイエルン風(って何?)牛肉のTボーン、ジロール茸の香り。

デザートはご一緒した方々にお任せし、チーズをいただく。

3種の中から、お店の人のおすすめのサン・ネクテール。
外側の黒いところがフワフワしているセミハード。

イチジクのタルト、アニスのソルベ。

ホワイトチョコレートのパンナコッタにミラベルのソース、アーモンド。

あと1杯飲みたくて、グラスで赤を。

出してくれたのはイタリアの溜まり醤油のようなしっかりとした味わいのアンテリオ。

やっぱり、22:00近くまで焦ることなく食事を楽しんだ。

で、食後の語らいはアヴァン・コントワールに移動。